これでも健気なんですよ
サフィーヌ「傷の具合はいかがですか」
アアル「……気付いていたのか?」
任務に没頭することで自分自身ですら忘れていた傷の痛みを、彼女は感じていたというのか?
アアル「……手当でも、してくれるのかな?」
どこか感情的になっている自分を抑えきれず、どこか突き放すような言葉が口をつく。
そんな俺に対し、彼女は嫌な顔一つせず、静かに歩み寄ってくる。
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