黄の太陽神アークリオン/Arklion [現神/光陣営/第一級神]

 現神にも正義(光)と悪(闇)の性格を持った神々が存在し、アークリオンは光側に属する神々の王、つまり最も権威のある主神である。
 金色に輝く太陽を司り、本来は現神側の上級族(竜族や猛禽種族の知性体)に信仰されているため、黄金竜の姿であると言われている。ただし、最も信者の多い人間族に合わせて厳格な老王で描かれる場合が多い。
 世界に4つある太陽のうち一番大きな太陽を管理しており、同じく太陽を持つ息子のアークパリス、娘のパルシ・ネイと共に、闇の太陽(ヴァスタール)が世界を照らすことのないようにまぶしく輝いているとされている。
 大地の女神アーファ・ネイの夫としても有名であり、大地に活力を与えている神として浸透している。

 光陣営のリーダーであるアークリオンは、闇側の主神ヴァスタールと深い対立関係にあり、その戦いの歴史は【二つの回廊の終わり(ディル=リフィーナ/世界融合)】以前にまで遡る。

 アークリオンの考え方=光系の現神内での秩序とされるものの、三神戦争勝利後に敵対勢力であった種族(人間族など)を受け入れるなど、調和に秀でた采配が世界を創成しているとも言われている。

▽アークリオン神殿
 その高貴な使命と厳格さのゆえに王族や貴族階級等に限定されるため、王宮設備自体がアークリオン信仰の場所とされる場合が多い。
 そのため、アークリオンを信仰する国々は数多いものの、神殿直轄の政治形態で運営される国は、大陸西方にある総本山のセウレンだけである。(ただし、国家崩壊による一時的な直轄や、都市ひとつ分に相当する租借地(例:中原バリアレス都市国家連合内の都市マルメ)などは除く)
 一般人が祀っている場所へ行くことは難しいが、役人のいる施設に礼拝堂が併設されていることもある。
▽アークリオン主情報
 等級 :現神光系 第一級神
 称号 :黄の太陽神、光の王
 色 :金(黄色)・白
 動物 :大鷲
 本拠 :セウレン(大陸西方)
 友好 :アークパリス/パルシ・ネイ/バリハルト/デルシナス他


▽峰深き瀬にたゆたう唄
 西方諸国のひとつテルフィオン連邦がヴァシナル公国を国の一部とした時、魔物が跋扈する歪みの地を対処するため光の神々の力を借りて迷宮「歪みの主根」を造り上げたと謂われている。しかしなぜか当時の詳しい文献は失われ、今は口伝にのみその事柄が伝えられている。

※現在、試作運用中。配置や文章の変更が行われる可能性があります。                    

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